四時随順

俳句とエッセイ / やまだみのる

土に帰す花柊のこぼれかな

柊

土に帰す花柊のこぼれかな  みのる

暖かい冬の日に誘われて外に出てみると庭隅の柊の花は早や散りそめていて、その足下の土を白く染めている。うち屈んで近づくとこぼれ花のほのかな香りが伝わってきて心地よい。

私たちの肉体もやがては朽ちて土に帰っていくことと思うけれど、召しのあるその時までキリストのよき香りを放つものでありたいと願う。

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